それまでの作品づくりは、庭に作ったウッドデッキで行っていましたが、 どうしても天候の影響を受けるので、 以前より欲しかった工房を、自力で建てることにしました! 参考書(“DIYシリーズ ドゥーパ!特別編集、 我が家に手作りガーデンハウス”)を 何度も読んで、いろいろなアイディアを取り入れました。 |
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まず最初に、ウッドデッキの前の庭スペースに 基礎(沓石:くついし)を配して、 床の木枠(根太:ねだ)を作りました。 木枠を水平にすることと、 角を直角にすることは非常に大事なことで、 ここは慎重に丁寧に作業をしました。 なお、沓石の下はコンクリートで固めました。 |
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床の広さは構造用ベニヤ板3枚分です。 防水塗装面を下にして、更にタイペックという防水紙を貼り付けました。 |
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2x4(ツーバイフォー)の板材で木枠を作り、ベニヤ板を張って、 壁部分を立ち上げます。 一人作業なので、壁を固定するまで壁が倒れないように、 補助材で仮留めしました。南側は全面壁にして、 東と西に窓を、北面(デッキ側)に入り口と窓を付けました。 |
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壁が立ち上がると次は屋根です。 勾配を付けて屋根板を張っていきます。 黄色に見えるのは、防水塗料の塗ってある面です。 |
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だいぶ小屋らしくなってきました。 屋根横の勾配の三角部にもベニヤ板を張ります。 正面の開いているところが西側の窓となります。 手前の柱は、元からあったデッキ部分の柱です。 |
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次は、屋根に防水シート(写真のブルーの部分)を張り、 その後に屋根材を張っていきます。 屋根材は結構重たいので屋根の上に上げるのも大変でした。 尚、手前は、デッキの屋根です。 |
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壁の周りに防水紙(タイペック)を張りました。 更に防水シートを巻きます。これで防水対策は万全です。 |
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最後の仕上げの外壁には、木目がとてもきれいで、 比較的、安く手に入る、杉板を使いました。 下から順番に同じ間隔で張っていきます。 壁が出来上がっていくのは大変楽しいです。 窓枠に当たるところは切り込みを入れます。 |
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床面には、冬の寒さを少しでも和らげるために、 断熱材を敷き、その上から杉の床材を張りました。 |
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窓にはアクリル板を使いました。 最初に、木枠を作り、大きさに合わせて 切ったアクリル板を、はめ込みます。 アクリル板は専用のカッターで切るのですが、 厚めの板にしたので、カッターで切るのに大変苦労しました。 |
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外壁は、防腐塗料を塗って仕上げ、 出入り口にはロールスクリーンを付けました。 出来上がった工房の中で、 家内と一緒に飲んだビールは最高でした!!! 以上が一期工事(2008年)で、休日の土曜、日曜を 使って3ヶ月ほどかかりました。 夏の暑い時期だったので、たくさん汗をかき、 体重がぐっと減りました! |
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次の年(2009年)に、室内に明かりを取り入れるために、 屋根に天窓を開け、内壁と天井に断熱材を張りました。 それから、作業用のテーブルや棚板を新しく作って、完成としました。 材料の買い入れから建設まで、すべての作業を一人で出来て、 とても満足しています。 一つの夢を叶えることができて大変幸せです。 今は、出来たその工房の中で、ずっと製作に励んでいます。 |